CHIRIandAKUTA’s diary

この世の塵芥みたいな自分の徒然草的日記

桜台「赤ずきん」

久しぶりすぎるケーキ紀行の更新。

今回は桜台駅にある「赤ずきん」!

 

桜台駅北口から徒歩5〜7分ほどで着くこのお店だが、結構こじんまりとした本当にTHE 地元のケーキ屋さん!という感じなので、見逃してしまうこともあるだろう…。

しかし、桜台駅北口もなかなかディープで面白そう。この、赤ずきんに向かう途中にある熱帯魚店?がとても気になるので、今度入ってみようと思う。

 

さて、肝心の赤ずきんの話に戻る。

お店に入ると、小さなテーブルが予約のカウンターのようで(行った時期がクリスマス近かったのであったのかもしれない)、その向こうにショーケースがある。

規模は大きくないが、丁寧に作られたことが如実にわかるケーキがずらりと並んでいるので、喉が鳴る!

が、実はここで一番有名なのはケーキではなく、「チーズクッキー」なのだ!

 

ショーケースの右上に、たくさんのクッキーが並んでおり、その中の一つがチーズクッキーだ。

普通のクッキーのような丸型の小さなものではなく、スティック状になっている。

これが本当に美味しい!!

チーズクッキーと聞くと、カロリーの爆弾のように感じると思うが、食べてみるとびっくり、全然重たさを感じない。

サクサクとして美味しく、何本でも食べられてしまう!!

 

これが800円で買えるので、かなりコスパも高い!!

練馬のお土産としても積極的にオススメできる一品だ。

種類はたしか、ごまクッキーやくるみクッキーがあったはず。

 

と、紹介しておきながら、実は私は、まだチーズクッキー以外のクッキーもケーキも食べたことがなく…ケーキ紀行なぞと大きなことは言えないのだが、ひとまずチーズクッキーの美味しさを伝えなくては、ということで書いてみる次第。

 

チーズクッキーの写真を無くしてしまったのでまた次回……。

 

鈍行のろのろ週末パス〜福島県へ編〜

ブログ、本当に久しぶりである。

 

実は春に、「週末パス」なるJRさんのお得切符で、弾丸東北旅をしてきた!

ので、もう半年以上前の話。今更する。

(とはいえ、書き始めていたのはだいぶ前なのだけれど)

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「東北旅」と行っても、自分に与えられた休みはたった1日!ましてや金もねえ!というわけで、特急券を買い足すわけでもなく、鈍行かつひとりぼっちでのろのろと向かったので、東北の入口福島県のいわき辺りまでしか行っていない。

 

しかし、実はずっと震災について気になっていて、絶対に自分の目で見たいと思い続けていたので、密かに目的はあったのだ。

計画自体もちょっと前に思いついただけなので、思い立ったが吉日〜という感じで、最初は週末パスと切符はほとんど金額差がなかったので、切符で行くか〜〜と考えていた。

しかし、週末パスは圏内なら乗り降り自由ということで、どこか途中で降りたくなった時に便利だなと思い、急いで週末パスを購入した。

ちなみに、週末パスは週末の前日までしか買えないので注意が必要。ただ、機械式の券売機で買えるので、コミュニケーションが取れなくても大丈夫なのはありがたい。

お金がある人は特急券を買い足せば山形や他の県にも新幹線で行けるので便利。土日両日使える。3連休だと前か後ろかどちらかの2日のようだ。

詳しくはこういう方のブログをご参照あれ。

http://asai-hirotada.hatenablog.com/entry/2016/05/18/230511

 

鈍行の旅は楽しい。ただし、空いていれば……。

行きは空いていたので、るんるんとした気持ちで向かうことができた!

普段写真を撮ることを好き好んでやっているので、この日もカメラを2台持っていった。1台は中判カメラ、リュックに入らないので、むき出し。そういった意味でも空いている電車の方が助かる。

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常磐線に長く乗るのは初めてだったが、途中でネモフィラやコスモスの有名な日立を通ったり、いわきの手前ではかの有名なハワイアンズの最寄駅を通ったりと、沿線には他にも面白そうなところがありそうだった。まだまだ開拓しがいがありそうだ。

 

最初に降りたのは「いわき」。

いわき駅は明るく、お土産屋さんなども揃っていてなんだか良い感じだったが、乗り継ぎの電車の時間までほとんど無かったため、改札から出てまたすぐ改札内へ戻った。

 

そこから目指したのは「久ノ浜」。

勉強不足の自分でも、ここを目指してきたのは、ここも津波の被害を受けて大きく変わった場所だから。

そして、原発からも30km圏内、一時は避難対象になっていた地域だ。

写真はフィルムで撮っていて、データ化していないので載せられないけれども、海岸線の様子はあれから5年以上経っているとはとても思えなかった。

 

でも、なんとなく、明るいと思えることもあった。

久ノ浜の老舗食堂、「からすや食堂」さんが4月に新店舗をオープンしていた!

その情報は実は本当にこの地に着いてから知ったのだけれども、周りに広がる光景の中で、この食堂は活気付いていてすごくワクワクした。とはいえ、何故だか自分は尻込みして入れず、この地のどこでもご飯を食べられなかったのであるが…。

 

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この写真のように、至る所に衝撃を受けるものがあった。津波がこんなところに到達していたなんて…本当に現地に行かないと全くわからない。実感として自分の中に入ってこない。報道や人づてに聞く数字はほぼ意味がないと思った。

 

それからも写真を撮りまくった。

持っていったのは、ブローニー(120)のモノクロフィルム(FUJIFILMのACROS 100)で、恐らく4本は撮ったと思う。35mmのACROS 100も2.3本持っていったが、こちらはほぼ使わず。

 

というわけで、終日久ノ浜を起点に歩ける範囲を散策してみた。

帰りも鈍行なので、時間もあまりない。

本当はもっと海岸線を北まで行ってみたかった。

が、フリーパスでどこまで行けるのかイマイチ謎だったことと、車がないとは入れなさそうなエリアが多かったことで、この日は諦めてしまった。

まだまだ知りたいこと、知らなくてはいけないことは多いので、今後何度も足を運びたいと思う。

 

東京へ戻る電車は、平日ということもあって途中から混んできた。この人の多さは本当に嫌になる。どこまで行っても、人人人人…人のあまりいない地域ではのんびりできていたのに、人がたくさんいると途端に息が苦しくなる。

東京から出たい。そんな思いがまた大きくなった。

 

そして、写真を撮る内に、やはり自分は綺麗なものや感動するシーンがとりたいわけではなくて、ルポやドキュメンタリーに近いこと、というか現実を写しておきたいというか、うーん、上手くは説明できないが、そう言った報道的な写真が撮りたいんだなと思った。インスタバエではなくて。

そういう仕事がもらえる機会…があるのかは分からないというか、自分の今後の行動次第だと思うので、頑張ろうと思う。

 

この福島撮影紀行で、展示をやりたいと密かに考えているので、まずはそこからかなぁと。

 

最後に、直線距離だとこんな感じで、往復は11時間以上かかりましたとさ!!!

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 そう、この本読んでみたいと思ってからもうだいぶ経ってしまった・・・。

はじめての福島学

はじめての福島学

 

 

 

 

死にたいとか殺したい気持ちについて

実は、死にたいという気持ちはきっと、高校生ぐらいからずっと持ち続けている。もちろん今も全く消えることなくここにあるわけなんだが、問題は近年湧き上がってきた人を殺したい気持ちという奴だ。

これだけ書くと、捕まったりマークされそうで非常に怖いのだが、この気持ちを一度整理して客観的に見つめてみたいと思ったので、敢えて書かせてもらう。

ただ、決して誰かをひどく恨んでいるだとか、特定の人間を殺めたいわけではなく、かといって快楽殺人のように「人を殺してみたい」という実験的な気持ちも持ち合わせていない。

置き換えられるならば他の気持ちに置き換えたいところだが、なかなかどうしてこれは他の気持ちには置き換えることができずにいる。

 

このような気持ちがむくむくと頭を擡げたのはここ数年の内だったと思う。

またここ数年で特に神経過敏になっていることとも、関係があるのかもしれない。

例えば電車。毎日毎日たくさんの人間にもみくちゃにされ、身体がくっつくこと、他人の臭い、かかる息とか携帯を覗き込まれるだとか、すべてのことが気持ち悪くって奥歯を噛み締めてきた。

オフィスで隣の人と距離が近いことも、一挙手一投足を観察されている気がすることも、嫌だった。

結局仕事も今ではラッシュの時間に通うことに心が折れてしまって、昼から出勤の非正規雇用をしている。

 

そういう状態をインターネットで調べてみたりもして、HSPだとか人間アレルギーだとか、それらしいラベルは見つけることができた。

でも、ラベルを自分に貼ったところでストレスのように日々湧き上がってくる"人間を殺してしまいたい"という気持ちを昇華することができないのだ。

そもそもこの気持ちはこの大都会にいて、余りにも数多くの人間を日々目にするせいだからなのだろうか。それとも、自分の中に元からあったものなのだろうか。

邪魔だ、臭い、気持ち悪い、うじゃうじゃいる、これ以上生まれてくるな……そんな気持ちばかりが頭に浮かぶようになって、他人に全く関心もなくなり、目の前で誰かが死のうが苦しもうがどうでもいいとすら思えてきて、それが更にエスカレートして現在の思考に辿り着いたのかもしれない……。

 

昔は人間が好きだった。そして、人間に好かれたかった。

人の顔色ばかり伺って、人の喜ぶことを必死で考えて気を遣ってきた。

例えば接客業、朝一で来たお客様には今日一日が楽しく過ごせたらいいなとか、朝この店に来たから今日は頑張れそうだと思ってもらいたいなと、一生懸命お客様が気持ちよくお店を後にできるように努めてきたつもりだ。

ただ、それが無償のものではなかったんだと思う。自分自身も無意識のうちに、自分の接客に感謝するお客様、気持ちよい表情を見せるお客様を求めていたんだと思う。

飲み会や普段の生活でも同じだった。人に気を遣って喜ばせようとしながらも、それに対価を求めていた。嬉しそうな顔、感謝の言葉……そんなものを待ち焦がれていたのだ。自分で勝手に色々やっておいて、である。

そう。きっと最近のこの精神の崩壊や危険な思考は、そのギャップからも生まれているのではないか。「自分がこうしているのに、他人はどうして応えてくれない??」そんな疑問が、やがて哀しみに変わり、憎しみへと変わっていった。

対価のない気遣いに勝手に疲れ果て、だんだんと他人なんて大切に思う必要はないんだ、と思うようになってきているのかもしれない。

 

しかし、「人を殺したい」まで気持ちが上ってしまうことに自分自身恐怖を覚えてはいる。自殺衝動は何度もあるし、それに関しては別に今更何も思わないが。

最近出会ったのが、この記事である。

 

「「人を殺してみたい」と言うあなたへの手紙」
http://ameblo.jp/ymskmrsk1502/entry-12091811314.html 

 

別に「人を殺してみたい」なんて興味は持っていないから最初からズレているといえばズレているのだが、この記事を読んで一つだけ安心したことがある。

それは、人は「人を殺したい」という気持ちと「人を殺すことは怖いことだ」という気持ちがせめぎ合っている人種がいるということ。みんながみんなそうでなくても、犯罪者ではなくても、そういう危険な思考を胸に抱きながら相反する考えで打ち消して耐えている人間もいるのだと。

自分のこの想いはできるならば昇華して消してしまいたい。

ただ、その方法は今はわからない。それでも、まだ人間で居たいのであれば、相反する考えをぶつけ続け自分の中で気持ちを戦わせていく覚悟はできた、気がする。

長くなったけれども、少しは整理できたかな。できていることを我ながら願う。

明日はもう少し、変われたらいいな。

 

江古田「コロンブス」

久しぶりのケーキ屋紀行第二弾は、これまた池袋にほど近い江古田駅にある「コロンブス」。

 江古田駅北口を降りて、浅間神社の横の道をずーっと言ったところにある。江古田の商店街とは逆側の本当に閑静な住宅街!

なんとなく「本当にこの辺りにケーキ屋があるのか……」と不安になった頃に現れるので、根気強く進むべし。

お店は半地下にある。シンプルなパラソルが目印。半地下にあるからといって、陰気な感じは全くしない、明るくて清潔感のあるお店だ。

 Columbus
03-3992-6388
東京都練馬区羽沢1-1-16
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13026047/

 

ここは一度しか行ったことがないのだが、実は誕生日ケーキを当日お願いするという無茶を言ったにも関わらず非常に丁寧に対応してくれたので、お店の雰囲気と合わせてもまた行きたいところ。

その時はモンブランのホールケーキを頼んだ。これが!また!絶品だった!デパ地下のモンブランはもう口に合わないな〜と言うぐらい美味しかった。

更には美味しさだけでなく、見た目も素晴らしかった。テレビなんかで紹介される有名店のようにバカ高くもなく、本当に良心的な価格のホールケーキなのに、マロンクリームや栗の豪華さ、装飾が非常に素敵なのだ。

その日はテイクアウトで買いにいったわけだが、2階はカフェになっているようで、後から食◯ログなどを見たところ、丸テーブルのお洒落な空間だったので今度はイートインかなと思っている。

なかなか、知る人ぞ知るという感じなのできっと穏やかに過ごせることだろう。

 

また、検索をするとサジェストで「マロンパイ」と出てくる。マロンパイが絶品のようだ!同じように栗を使ったモンブランが美味しいわけである。

 近々また行きたいと思う。

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「移住・交流&地域おこしフェア」について

もう2.3ヶ月も前の話になってしまった。書こう書こうと思いながら、ここまでずるずると来てしまったので、ようやく。

タイトルの通り、1月15日(日)東京ビッグサイトで行われた「JOIN 移住・交流 地域おこしフェア」に行ってきた。

https://www.iju-join.jp/feature/file/035/

 

「いついつ移住するぞ!」と決めているわけでも、地域を確実に決めているわけでもなかったので、情報収集の第一歩と考えてビッグサイトへ向かった。

お馴染みの西ホール、エスカレーターを降りるとゲートと会場らしきものが見えた。この時、「ここかぁ」と完全にエスカレーター降りたホール部分だけが会場と思い込んでいた……。

ひとまず、ゲートをくぐりそこにあった各地域のチラシやら冊子やらを気になるものを手当たり次第に取って奥へと向かってみる。

すると、どうだろう。当たり前といえば当たり前だが、その奥の大ホール全体が会場だったのである!

実は、その規模にやや面食らってしまった。北は北海道から南は沖縄まで、各地域のブースと地域おこし協力隊のブースが分かれて大展開されていたのである!

 

中へ入る。自分が気になっているのは、小さな頃からずっと移住を考えていた北海道と、生まれ故郷である舞鶴や福井辺り。まずは故郷の方から見てみようかなーとフラリと近畿ブースを歩いてみる。

福井は今移住ムーブメントが起きているのであるだろうが、舞鶴は無いようだ。京都府のブースも何やら近付きがたいな……どうしよう、と思っていたところだった。

 

兵庫県朝来市の方に声をかけられる。

すごく気さくで、私がまだ確実に何がやりたくていつ移住を決めてるわけでもない曖昧な状態なのに、話を聞いてくれた!一番心配なのは、例えば「地域おこし協力隊」としてその地に行ってみた後に、任期が終わったら「おめぇの働くとこねぇから!」で移住を諦めなくてはならない状況が多いのかどうか。

この辺りは、正直実際に行かないとわからないだろうなぁと思ったけれども、聞いてみた。地域おこし協力隊で実際に来た人たちが、だいたいみんな仕事に就けていることを教えてもらい、少し安心。

他にも色々と話を聞いて、ブースを後にする。生まれ故郷とも近いので、これからも情報を仕入れたりしていきたい。

 

その後、青森県のお話を聞いて、目当ての北海道ブースへ。

思いの外、人が少なく各市区町村のブースへ座るのに気が引けてしまう。物欲しそうな顔でうろうろとしていると、見兼ねた空知エリアの方が声をかけてくれた!

その後は、美唄市三笠市などなど空知エリアのブースでたくさん話を聞いた。

車がないとやっぱり大変だとか、趣味がある人なら冬も乗り切れるから北海道は向いているとか、気になる賃貸物件の家賃やら移住した時の手当金などなど、今現在気になる話は全部聞けたと思う!もちろん仕事の話も。

 

さて、そろそろ帰るかという時に、北海道コーナーで気になる文字を見かける。「写真の町」……おっ、写真の街??気になって早速話を聞く。この辺りになると、ブースに腰掛けるのも躊躇しなくなっていた。

上川郡にある東川町では、写真をテーマに街づくりが行われているようだ。ホームページも即座に見てみたが、自然に溢れていてすごく良い!!近年移住する人も増えているそうなので、東京から来たからといって村八分にあう可能性も低いようだ……。

正直に言うと、今回のフェアで一番気に入った町になった。今まで全く知らなかったから、本当に有益な情報を得られたと思う。その後、Facebookのページなどもフォローさせてもらった。

今回のフェアは行ってよかった。やはり、ネットの情報だけでは知り得ないことがたくさんあるし、現地の人の話を聞けるのは大きい。たとえ、自分の市町村に贔屓があったとしても生の声の力はすごいと思う。

あとはこれから、少しずつ吟味して、実際に足を運んでみることが必要だなと思った。協力隊はいい噂をなかなか聞かないので、割とハードルが高いが、お試し移住などできそうならやっていこうかなと感じた。また、移住に関しての情報もブログで呟いていけたらなと思う。

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2016年に聴いた音楽CD Best5

明けてしまいましたが、2016年に聴いたCDで良かったものをまとめてみようかなぁと思う。最初はBest10にしようと思ったが煩雑になりそうなので5枚に。特に昨年発売したものという訳ではない……。

では、早速。

 

・第5位 SOFTBALL「八紘一宇」

八紘一宇 (CCCD)

八紘一宇 (CCCD)

 

 2003年に発売された、日本のガールズ3ピースパンクバンドSOFTBALLの最後のアルバム。正直に言おう。パンクバンドってこともあるが、ヘタクソだ。でも、今の日本のガールズバンドにSOFTBALL以上のバンドは居ないと思う。本当に。

何が、と問われると難しくて答えに詰まる。ただ、今風に言うならば「エモさ」だろうか……。「言いたいことを臆せず言う」、そのパンク精神や青さがこれでもかと胸を突く。反戦を歌っていたボーカルMOEがだんだんと右側に傾倒しているという噂の中、ついに解散に行き着いてしまった同バンドの最後の最後のアルバム、ライブ映像を合わせて見るとその気概を強く感じることができる。

実は自分も昔SOFTBALLのコピーバンドをやっていた。このアルバムの中でも、2曲目「PROSTRATE」は最高に格好良いので音源と合わせてライブ映像も是非みて欲しい。これが本当に10代のバンドだったのか、と衝撃を受ける。残念ながら解散してから存在を知ったバンドだったが、今もやってくれていたら……と悔しい気持ちだ。5位に入れさせてもらったが、正直毎年聴いているのでただ紹介したかっただけである。万人には受けないとは思う。

 

・第4位 ゆらゆら帝国「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」

な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い

な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い

 

言わずもがな、大好きなバンドゆらゆら帝国。2003年、2枚のフルアルバム発売の後に行ったツアーのファイナルを収録したライブ盤である。

実は、僕が一番始めに聴いたゆらゆら帝国のアルバムはこれであった。度肝を抜かれた。これまで、自分は何とぬるい音楽に浸かっていたのだとハッとさせられた。本当に頬を張られたかのような痛みまで感じたことを覚えている。

音量は安定していないが、ライブ盤なので割とどうでも良い。大切なのは、ドラムのカウントの緊張感などもしっかり伝わってくること。特に終盤の、「ボタンが一つ」「星になれた」、何だか自分もライブハウスでスモークが漂う中に立っているかのような臨場感はすごい。リヴァーブのかかりまくったボーカルの声と歪みまくるファズギターに、眩しく白色に発光するステージが浮かんでくる。生々しい。このアルバムも正直毎年聴いている。が、やっぱり毎年絶対にBest5に入るような気もするので載せておく。爆音で聴くことをオススメする。

 

・第3位 toddle「Vacantly」 

Vacantly

Vacantly

 

ようやく昨年発売したCDに。第3位は2016年に発売したtoddleの4枚目のアルバム。

実は前作から5年の間が空いている。その間、2014年にはドラマー内野の脱退、2013年には田渕ひさ子の在籍していたbloodthirsty butchers のギターボーカル吉村が亡くなるなど、精神に大きく影響を及ぼす事件があったと田渕ひさ子はインタビューでも語っていた。吉村は過去にtoddleのプロデュースもしていた。

そんな辛い経験の後にようやく発売された今作は、1曲目「Disillusion」から始まり最終曲「Illminate」で終わる。 「迷いからさまさせる」から始まり「照らす」で終わるのだ。toddleは"5年もの間の長い迷いから醒め、そして自ら光を照らすまでになる"、そんな決意を感じる清々しさと、早朝に感じるようなひりひりとした哀しみを感じる名盤になっていると僕は思う。オススメは5曲目の「Bitter Hours」。

このバンドはまだ現役だ。気になったら、1月7日にもワンマンライブがあるので是非!(回し者ではない)

 

・第2位 チャットモンチー「majority blues/消えない星」

majority blues / 消えない星(初回生産限定盤)

majority blues / 消えない星(初回生産限定盤)

 

 さて、次は唯一のシングル。しかも、みんな知っているチャットモンチーの2016年に発売されたCDだ。

そう。チャットモンチーはずっと好きだった。いや、正確には高橋久美子が抜けて2人になったところまでは……。その後、サポートメンバーが入ってからは、ダメだった。自分の気持ちが着いて行けなかった。ファン失格だったのは分かっていたが、どうしても高橋久美子の影が見えて辛くなってしまった。そうして、フェスや何かで見ることはあっても少しこのバンドからは遠ざかっていた。

それが今年、なんと2人体制でまた音源を出すということで、俄然気持ちが戻ってきたのである。発売日、H◯Vさんで視聴すること15秒、「これだ!」と思わず涙ぐんでしまいそのままレジへ向かった。紛れもなくチャットモンチーだった。帰ってきたのだ。何を偉そうに! と思うと思う。だけど本当に、かつて好きだったころのヒリヒリ感やグルーブがそこにあった!

このCDに関して言うと、初回限定盤を是非買って欲しい。初回限定で入っている4曲目が本当に良い。通常盤にも2曲目に入っている「消えない星」を初披露した際のライブ音源とのことで、これがなかなかにエッジが効いている。初めて2人体制になった時の「満月に吠えろ」にも似た、感情の荒々しさや音楽への愛情を感じた。

 

・第1位 国吉亜耶子 and 西川真吾 Duo「国吉亜耶子 and 西川真吾 Duo」

国吉亜耶子 and 西川真吾 Duo

国吉亜耶子 and 西川真吾 Duo

  • アーティスト: 国吉亜耶子and西川真吾Duo,国吉亜耶子,山内薫
  • 出版社/メーカー: ベルウッドレコード
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: CD
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 最後に、第1位はこれ。本当に年末最後に聴いたのだが、一気に他の作品を抜き去ってしまった。国吉亜耶子 and 西川真吾 Duoの2012年のアルバムである。

恥ずかしながら、昨年まで全く名前も知らなかったアーティストだったが、Twitterでフォロワーさんの貼っていたYouTubeリンクを見かけて、「ふーん」という気持ちで再生してみたら圧倒されてしまったのだ。

ちなみに、この曲。


セレモニー / 国吉亜耶子and西川真吾Duo

声の力。曲の力が、最早暴力のように降り注いだ。合わせて、"これが音楽だ"と言わんばかりの佇まい、一瞬で惚れた。

もう年末だった。急く想いで、先に挙げた1枚と「RECORD」という次の2013年に出たアルバムを聴いた。2枚しかまだ聴けていないのだが、2択では2012年のアルバムの方が心に刺さった。特に最後を飾った「真珠道」という曲は圧巻だった。特に、電車に乗っている時にそれを強く感じる。冬の陽光の中で、車窓から流れていく景色と曲はどろどろ溶け合って、まるで映画を見ているかのようだ。

このデュオ、現在は名前を「Andare」と変え、色んなサポートメンバーと活動しているようなので、今年は是非ステージを見てみたいと思う。

 

と言う訳で、駆け足ではあったが昨年良いと思ったCDたちを偉そうに紹介させてもらった。インディーズでも熱いバンドは多いので、また別にいろいろ話しができたらなと思っている。

 

最後に、今年まず聴きたいCDを。

・NOISE「天皇

天皇

天皇

 

 ためしにYouTubeで聴いてみた。ただのノイズミュージックではない。謎の優しさや哀しみ、なんだか本当にどこかへ心が飛んでいってしまいそうな危険な匂いがした(良い意味で)。これは、2017年最初に購入する1枚になるかもしれない……。

新しい相棒

どうも。この度はカメラのお話。

 

フィルムカメラにハマってから今まで、「NikonのNew FM2」というカメラでばしばし写真を撮ってきた。ちなみに、レンズはカニ爪の「Nikkor 50mm F1.4」。

このカメラは撮ることが本当に楽しくて「写真を撮っている!」という感覚がして好きだった。

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しかし、ある時(カメラの塾みたいなのに通っていた時)中判カメラの存在を知る。

そう、暗室で何人かで現像作業をしている時、中判カメラでの写真に打ちのめされた。

圧倒的な綺麗さ、写真の情報量……「な、なんだこれは」という訳である。

もともと、カメラ小僧でも物凄くカメラに詳しいわけでも何でもなく、ただひょんなことから手に入った35mmフィルムのカメラで「写真って面白いな〜」と思って撮影していたので、この出会いは衝撃的だった。

 

それからは、中判カメラのことを少し調べ始め、中判カメラユーザーとも話しをしたりして、自分も中判カメラで撮影をして作品を作ってみたい!という想いを抱く。

自分は性格的に「思い立ったが吉日」なところがあるので、その想いを抱いてから恐らく1年ほどであろうか……ついに、ついに中判カメラを手中にしてしまった!

 

拙い知識の中で、選んだ機種は「PENTAX67」。超人気高額のⅡではなく、初代67。

中判カメラでは、上から覗くウエストレベルファインダーを採用しているカメラが多い。中判といえばこれ!という撮影スタイルだが、これがは左右が実際とは逆に見えるのである。左右逆像。

今までファインダーを除いて現実をそのまま写している気持ちになっていた自分には、ここの敷居が割と高かった。

そこで、ちょうど35mm機種を大きくしたような形のPENTAX67、通称バケペンを選んでみたのである。

あまり話せる友達がいないので自分で勝手に選んだのだが、ネットなど見ていたら安易にバケペンかよ「MAMIYA7」とかあるだろ!みたいな意見も見た。が、MAMIYA7も最低100kくらいするので今は手が出せないのであった。

 

ウンチクは全然無いので、これ以上書くと本当の写真好きな方々に見つかった場合、袋叩きにされそうなのでこの辺で。

今回、どうやって今手元にある機種と出会ったかを記しておく。実は紆余曲折があった。

 

まずは中古カメラを多々扱う実際のカメラ屋へ足を運んだ。

新宿の中古カメラ市場、マップカメラ、中古カメラBOXうんぬん……。

なんと、最初に見た中古カメラ市場で、67の一番初期型を見つけて割とすぐに購入してしまった。対応してくれた店員さんも親切だったので気分がノッてしまったのだ(チョロい)。それがこれ。f:id:CHIRIandAKUTA:20161222140253j:imagef:id:CHIRIandAKUTA:20161222140312j:imagef:id:CHIRIandAKUTA:20161222140320j:image

レンズも同時に購入。35mmフィルムでの50mmレンズに凡そ相当する105mmレンズ。「Super-Multi-Coated TAKUMAR 6x7 105mm F2.4」。

 

家に帰り早速、半額で買った期限切れの近いイルフォードのフィルムを入れる。

「ん?フィルムカウンター動かなくない??」

そして、シャッターも切れない。あれれと思って、フィルムは取り出し空シャッターを切ってみる。

「カシャリ」

空シャッターは余裕だ。またフィルムを入れる。

切れない……カウンターも動かない。

こりゃダメだ。

初期不良なら1週間以内に持ってきてくれれば対応するとのことだったので、その週の休みにまたカメラ屋さんへ。

店員さんに確かめてもらうも、やはりシャッターが切れず、カウンターも動かなくて泣く泣く返すことになった。店内に同じ機種がもう一体あったので、今度はそちらで試してみることに。

しかし、そちらもフィルムを巻き上げるのが余りにも重い……とのことで店員さんにも反対され、返金となる。

その帰り道、この前行ったお店に加えて今度はレモン社、ミヤマ商会を回ってみるも67は置いていなかった。

 

また家に帰り、手元に残ったレンズを見ながら考えてみる。

67は割と人気機種だし、Ⅱに買い換えて初代を手放す人も多いと聞く、待っていればまた入荷があるのは確実だ。

 

ただ、"今"中判で撮りたい。

 

ネットオークションも覗いてみた。67はゴロゴロある。しかし、目が効かない自分には初期不良でも返品対応不可のオークションは余りにもリスキーすぎる。

ネット大手の三宝カメラには今在庫なし。新橋イチカメラには在庫はあるものの、高額……うーん。

と悩んでいたところ、東海地方にあるトップカメラに何故か行き着いた。

67後期型が、この間返品したものの2倍くらいの値段だが、出ている。動作も良好、初期不良なら対応してくれそうだということで、迷った末にポチっとなしてしまった。

 

そして、届いたのがこちら。

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先ほどのと比べるとロゴもアサヒペンタックスからペンタックスロゴに変わり、6×7からカチッとした67表記に変わっているのがわかる。

そのほか、初期型との違いがたくさんあって面白い。

スプールノブが平じゃなくなっていたり、フィルム切替のところの表記が21、10の枚数表記から120、220とフィルム種類に変わっていたり、ミラーアップレバーがついていたり。

早速、恐る恐るフィルムを入れて巻き上げてみた。良好!

そして、1枚撮ってみる。

「カシャリ」

うん!良い感じだ。初めて触った時にこのシャッター音にも惹かれていたので、無事フィルム入りでシャッターが切れたことに1人でニヤけてしまった。

 

というわけで、別に買ったストラップ取り付け金具やらストラップも装着した。

準備完了!!あとは風邪が治ったらこいつを持って撮影に繰り出すだけ。

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何もない毎日に、僅かな希望が生まれた。

ちなみにモノクロフィルム写真はこちらで公開中。

http://seiwhite11.wixsite.com/aoi-satoh

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